RPGツクールのせいでニートになった05 永遠に完成しないRPG

最初に製作した、アドベンチャーパークは完成しなかった。
企画段階で破綻していたのだ。

なぜ、初心者がRPG製作に失敗するのかを書こう。

1 初心者は自分の理想が高い

ゲームをするだけの初心者は、最高のRPGを求める。
何もできない素人は理想だけが高く、現実を知らない。
RPGツクールで、可能なこと不可能なことを度外視してつくろうとする。
最高のRPGなど個人つくるれるわけがない。


2 製作者の圧倒的な知識不足

RPGからはRPGは生まれない。
中世ヨーロッパの知識無しにドラクエやFFは作れない。
既存のRPGの元ネタは神話や民話である。
RPG製作者は、相当な読書量をこなしてキャラクターとシナリオを作り上げるのだ。

当時、僕は読書が嫌いで、バイブルはあかほりさとる中村うさぎライトノベルだけであった。

日本語の使い方がわからない人がシナリオを書くなど、犯罪に等しい。
そのままシナリオを書くと、現実感の薄い台詞や矛盾だらけのシナリオしかできない。

いい加減、世界史や国語の勉強をした方がいい。
ゲーム製作は総合的な知識が必要だ。
誰よりも映画を観て、誰よりも読書をしなくてはいけないのだ。

3 素人の共同制作は喧嘩別れになる

何もできないゲームオタクが3人集まったら、理想のゲームを押し付けて口論になる。
まとめ役がいないので結局は誰かに責任を擦り付ける。

時間の無駄であるので、一人で製作するのが一番効率がいいのだ。

素人仲間が増えるたびに、インチキ役職が増えていく。
素人プロデューサー(笑)など消えてしまえばいいッ!!

絵も描けない、シナリオも書けない、プログラムも組めない素人は基礎知識の取得から始めたほうがいい。
それが無いから、僕らは破綻したのだ。