RPGツクールのせいでニートになった08 第1章 君に幸あれ
Wisdom Book 第1章 君に幸あれ
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Wisdom Bookの第1章は、友人Bに脚本を依頼した。
彼は快く依頼を引き受けてくれた。
登場人物
ハング:貴族の幽霊。
パナ:10歳の少年。友人を助けるためにウィズダムブックを探している。
ガイス:ウィズダムブックを狙う、盗賊団の首領。
あらすじ
はるか昔のお話です。
あるところに、人がいない大きなお屋敷がありました。
幽霊屋敷……人々は、そう呼ぶようになりました。
月夜の晩に、パナは幽霊屋敷の門を叩いた。
なんでも願いを叶える、ウィズダムブックを手に入れる為に。
「こんな夜更けに、人が来るとはな」
朽ち果てた幽霊屋敷で、顔の整った綺麗な青年が呟いた。
幽霊ハングと少年パナのウィズダムブックを巡る物語の始まりであった。
1章は一族を盗賊に滅ぼされ、自らも幽霊となってしまった青年ハングと屋敷にやってきた少年パナとの友情を描いた話だった。
王道の友情物語で、すんなりゲームのシナリオに書き直すことができた。第1章ということで、原作からかなりアレンジを加えさせてもらった。
主人公にウィズダムブックの封印を解く役割を、敵役ガイスにはウィズダムブックの呪いで骸骨になって生き続けるという最後を用意した。
エンディングで主人公が昇天するという内容は気に入っている。
友人Bの脚本をゲーム用に書き直すことに苦心した。RPGツクール2は、テキスト容量が限られているのだ。容量の為、友人Bの原作とは異なる内容にしてしまった。
後にそれが喧嘩の原因となってしまった。