RPGツクールのせいでニートになった03 1997年高校時代

高校1年生から、僕は妄想だけを現実として、クラスとは積極的に交わらなかった。

下宿の部屋には夥しい限りの漫画とライトノベルが積みあげられていた。

僕はノートに、ありきたりのゲームキャラクターの設定を描き、複製だらけのゲームシステムを描き続けた。
それに満足して、外界から閉じた。

高校1年の4月に、新たな出会いを探そうと図書局に入った。
当然僕と同じような人が集まり、妄想を他人に広げることに成功した。内心は喜び、妄想を現実にするべく動き出した。

高校2年の頃、図書室で友人たちと出会った。
新しく同じクラスになったAは、ゲーム好きであった。Aは、FFで有名なスクウェアのファンで僕と彼は競ってゲームを漁り続けた。

Aの友人であるBに出会ったのも、ちょうどその頃であった。
Bは、ゲームを興味がなかったけど、漫画やアニメで意気投合した。
Bは漫画を描くのが好きでイラスト等を僕に見せてくれた。彼のイラストは僕が描いた物よりもずっとうまかった。

Bのイラストを見た僕は、ノートにゲームキャラを描く事を辞めた。



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