人がニートを辞めるためには 2  あなたが見ている自分は正しいですか?

「新卒を逃したら人生は終わり」
「就職活動に失敗した奴は派遣しか無い」

これは、就職に失敗して傷ついた言葉だ。

1 精神の安定

ニートになって最初にする事は、精神を安定させる事だ。
ニートになった前後で、あなたは罵倒されるだろう。

この時に、罵倒した人間をよく覚えとくがいい。
彼らは、ニートを脱出した後もあなたを見下す。
人が弱っているときに叩く事が彼らの目的である。

2 その人間関係を整理せよ

就職活動の失敗後に、態度を変えた友人は距離を置こう。
彼らに相談しても役に立たない。

「俺でも就職できたのに何で出来ないの?」
「人間的に欠陥があるんじゃない?」
「仕事を選んでいるだけだろ」

面接失敗した僕に、彼らが言い放った言葉だ。
面接の対処方法を何度も聞きに行ったが
大学生みたいな生活をしている僕が許せないらしく
誹謗と中傷しかくれなかった。

面接の内容も聞いてもらったが
「お前なんか受かるわけないだろ」
と馬鹿にされて終わった。

この中傷が原因で、僕は1ヶ月引きこもる事になった。

態度を変えた友人と距離を置こう。
ニートになっても親身に応援してくれる友人は
絶対に大事にしよう。彼らは本当に助けてくれる。

3 バブル脳の親に相談するな

バブル時代は会社が大学生に頭を下げていた時代だ。

あなたの親は、就職出来ない事をおかしいと思っている。
彼らに相談してもバブル時代の自慢話しか聞けない。
それでは、まったく役に立たない。

経済的に援助してもらうことに感謝しつつ
セルフプロデュースに勤めなくてならない。

ハローワークに行っていることや面接に行くところを
親に見せつければ悪いようにされないだろう。

お祈りの手紙は堂々と親にみせてみよう。
同情だけはもらえる。

4 失敗を悔やむな 自分を見つめなおせ

時間は戻らない。
大学を卒業したら既卒として就職活動をしなくてはいけない。
結果、大学生として就職活動ができない。
後悔しても、あの頃には戻れない。

でも、実際には既卒でも就職ができる。

大学時代の知人は、あなたを罵倒するかもしれない。
それは遊べなくなった彼らの後悔でしかない。

十分に後悔した後は、前に向かって進むべきだ。
劣等感にまみれて、引きこもると絶対に戻れない。

就職できないのは、あなたがみんなより劣っているからではない。

職種の選び方と自己分析が間違っていた事だけである。
就職してもあなたよりも数段劣る人はいる。

3日で辞める者、連続で遅刻する者、オンラインゲームで仕事をサボる者等
面接を突破しても会社を困らせる人がたくさんいる。

就職に失敗してもチャンスは必ずある。
チャンスを迎えるその日までに
自分を見つめなおせば就職は必ずできる。

だから、後悔したってしょうがない。

5 彼らの言葉に耳を塞げ

「職種を選んでるだけじゃないの?」
「ヘルパーをしろ、ヘルパーだ」
駄目人間の、お決まりのセリフだ。

親戚が介護の仕事に従事しているが
意志が弱くて介護職に就職した者は
すぐ辞めるそうだ。
大事なのは、自分に見合った仕事をする事だ。

ニートになってしまった後は
自己分析の時間をゲットしたと
考えを変えるべきだ。

自己分析の敵は、あなたを見下す人間だ。
彼らの誹謗中傷があなたの可能性をつぶし
あなたを引きこもらせる。

彼らの言葉に耳を塞げ。
自分のことは自分しか分からない。

彼らにあなたの長所がわかるか?
彼らにあなたの適正がわかるか?

見下す敵には、あなたの良さがわからない。

歪んでしまった自己認識は
自分を駄目にする。

自分のできる事は自分で探せ。
ニートになって、最初にする事はそんなことだ。