人がニートを辞めるためには 1 就職活動が怖い
10年前、2003年から僕のニート生活が始まった。
大学の就職活動に失敗した僕は、地元へ強制送還された。
心身ともに鬱状態になり、何から始めたらいいのか分からなかった。
まず、ニートになってからは精神が安定しない。
親や友達に、クズと罵られる覚悟をすべきだろう。
この日本社会は世間体で動いている。
四面楚歌の状況を打破するためには、きちんと自己啓発をしなくては
ならなかった。
僕は以下の方法でニート脱出を図った。
1、精神を安定させる
就職失敗後の精神は自暴自棄になる。
今後の就職活動の為に精神の安定を図った。
2、自己分析のやり直し
就職関係の読書を増やし、テクニックを身につけた。
オタク批評家の本を読み、趣味と自分を問い直した。
ニートや引きこもり関連の本を読み、偏見と戦うようになった。
2、アルバイト
いきなり正社員を目指さずにアルバイトから始めた。
短期→長期にレベルアップさせた。
3 ハローワーク
一緒にハローワークへ行く友人を見つけて、ハローワークへ行った。
ハローワークで就職セミナーを紹介され積極的に参加した。
結果、週1で面接を受けれるようになった。
4 就職
辞めない事を目標に仕事を続けた。
契約社員から正社員になった。
僕の頃にはニートという言葉は流行していなく、ただの無職と扱われていたので
差別される事は少なかった。
ネット界隈では、ニート=怠け者という偏見があり
当人の状況が当時より悪くなっている。
だから、就職と偏見への戦いを同時に進める必要があると思う。
ニートの実態は『就職活動恐怖症』だと思う。
・ハローワークに行くと手が震えた。
・面接で頭が真っ白になって言葉が出なくなった。
・劣等感が強く、社会に捨てられたと思っていた。
・誰かと比べられると死にたくなった。
・就職後に会社でいじめられるのが怖い。
以上の症状が、僕の症状だった。
この恐怖症の克服が就職に一番大切だった。
次回から僕が行った脱ニートの方法を書いていく。