人がニートを辞めるためには 5 あなたは本当にニートか?

「働いたら負けかなと思っている」

2004年とあるTV番組にて、24歳男性がこのように発言した。
彼のせいで、若年層の無職や求職者が忌み嫌われる存在になってしまった。

ニート本来の言葉の意味は『教育機関に所属せず、雇用されておらず、職業訓練に参加していない者、求職活動をしない者』である。

しかし、
ニートという言葉が侮蔑の言葉になり、無職が「怠け者」に定義された。

僕は「怠け者」のニートにされた。

この男のせいで、全国の求職者が苦しんだと思う。
TV番組の望むニートと実際のニートは違う。
本当のニートはこんなチンピラではなく
働きたくても働けない人ばかりだった。

「働かなくても負けてしまう」
これが真実だ。

負けてしまわないように
ニートの自分との向き合い方を書いていこう。

1、自分がニートであるか判断する

ニートであるか引きこもりであるか判断しなくてはならない。

ハローワークに行きにくい、面接が苦手、バイト経験すら無いので不安。
この例はニートである自分の症状だった。
この症状は、就職する方法を身につければ必ず克服できる。

「働いたら負けかな」と思ってしまったら
就職しなくても収入を得る方法を考えろ。
方法はたくさんある。

2、ひきこもりではないか判断する

一方、人と会話で恐怖を感じる、外に出るのがつらい、他人が悪口を言ってるように
聞こえる。
この症状はひきこもりの症状だと思われる。
うつ病や対人恐怖症等の可能性があるので
心療内科の通院を勧める。

斎藤 環先生の著書と自分の症状と照らし合わせて判断して欲しい。

ひきこもりは、時間が経つにつれて復帰が難しなるのが現状だ。
しかるべき専門家に頼るのが最善だと思う。

3、でも働くのは負けだし

就労自体が嫌だと思った人は
親や周りの人がなぜ働くのかを
聞いてみよう。
本当の大人は真剣に答えてくれる。

この段階なら、他人を受け入れる余裕はある。
人の話が聞けるなら、まだひきこもりにならない。

会社の先輩はこの段階で
バイクで日本1週をして悟りを開いたそうだ。
旅行をして、自分を見直すのもいいと思う。

4 自分がニートだったら

まず、ニートにだったら自分の恐れているものと向き合おう。

「自分を知らない人は負けかなと思っている」
ニートの自分が本当に言いたかった事だ。